Bon.nu【2022.3.30】

参加者

・溝口
・阿部川
・金子
・武井
・市川
・関根
・麻生→荒畑
・関口→鈴木

席順は以下の通り。

=====カウンター=====

【荒畑】【市川】【溝口】【武井】

【関根】【鈴木】【阿部川】【金子】

===================入口==

 

コースは43000円(税別)+ワイン。

今回は、シャンパン、白ワイン、赤ワイン3本を注文。

本日のメニューは下記の通り。

自然 〜太陽・空・土・草〜

立体感 〜神果卵・黒トリュフ〜

シンプル 〜白菜〜

抽出 〜ブロッコリー〜

ボニュ焼き 〜天然記念物”見島去勢牛”(サーロイン)〜

古典 〜ほうれん草〜

ボニュ焼き 〜竹の谷蔓牛(ヒレ)〜

春 〜ふきのとう〜

ナチュラル 〜神果卵〜

 

上記画像にもあるように、メニューはお客、来店回数によって毎回変わる為、日付が入っている。

 

自然 〜太陽・空・土・草〜

前菜のサラダ。

スプラウトを人参のソースで仕立てたもの。

人参の風味が強く、癖の無いサラダ。

 

食間のパンがこのあと3度に分けて提供される。

立体感 〜神果卵・黒トリュフ〜

神果卵をあえて混ぜすぎず提供することで絶妙なバランスを保っているとのこと。

神果卵とは

神果卵(しんからん)とは、高知県四万十市、自給農の里で1日限定40個しか販売されない卵「神果卵」、1個あたり324円
ヒナの頃から奥四万十の岩清水を使って育てるなど、飼料だけでなく水にもこだわりぬいた飼育方法。伸びのびと育った鶏の産む神果卵はプリップリで摘んで持ち上げられるほどしっかりした黄身になっています。

黒トリュフは、その場で卵が見えなくなるくらいかけられ提供された。

黒トリュフは、時期的に、本日提供されるのが最後だったとのこと。

黄身と白身、荒削りの岩塩に黒トリュフが香る一品。

シンプル 〜白菜〜

前回は、しいたけバージョンが提供されたとのこと。

今回は、白菜バージョンで白菜の食感、硬く炊かれたお米、それから米油のみで作られた料理。

アクセントよりも食感や白菜の甘味を感じられる一品。

抽出 〜ブロッコリー〜

ブロッコリーと水と塩のみで作られた品。

前回は、伊勢海老。

上記素材のみなのに、なぜか甲殻類を焼いたような、香ばしい香りのする一品。

塩は少量で、後味では強烈なブロッコリーの風味を感じられる料理。

ボニュ焼き 〜天然記念物”見島去勢牛”(サーロイン)〜

メインのサーロイン。

この肉は、6時間かけて焼かれたらしい。

外は焦げる一歩手前のカリッとした食感で中はレア。

赤みはあっさりだが、外側との境界部分から肉汁が漏れ出さない為、噛むとかなりジュージーに感じる一品。

レアの部分は粗塩、外側には細かい塩がついているが味に明確な違いはないかも。

 

古典 〜ほうれん草〜

ほうれん草のパイ包み。

パイの中にほうれん草が詰まっているが味付けなどは感じない。

ソースはほうれん草の苦味も感じつつ、不思議な酸味も感じる一品。

ボニュ焼き 〜竹の谷蔓牛(ヒレ)〜

さっきのサーロインよりはあっさりしたヒレ肉。

竹の谷蔓牛とは

竹の谷蔓牛(たけのたにつるうし)は、1830年ごろに岡山県新郷村竹の谷(現在の新見市)で
生まれました。

「蔓牛」(つるうし)は体格が大きく肉量も多いのが特徴で外来種との交配がない純血種です。

「蔓牛」は、古くから地域で増体や肉質などが優れる牛を選抜してきた優良系統牛を指し、現在のブランド和牛の基礎にもなってます。

しかし脂身が少ないことから霜降りが重宝される現代では、赤身の多い「竹の谷蔓牛」を飼養する農家が減り、今では岡山県県新見市神郷地区に十数頭が残るだけとなっています。

「竹の谷蔓牛」は「かめばかむほどにうま味があふれる」牛肉本来の味のする貴重な日本古来の牛です。

年間で1頭しか出荷されない程、貴重な牛らしい。

あっさりしつつも、赤み肉の旨味を感る肉。

赤ワインソースは風味が強くワイン好きには刺さりそう。

春 〜ふきのとう〜

ふきのとうのエキスを混ぜたアイス。

ゼリーにも近いかなり滑らかな、ミルクアイスにふきのとうの苦味を感じるさっぱりしたアイス。

甘すぎないので、甘いのが苦手な人でも食べられる一品。

ナチュラル 〜神果卵〜

卵黄をしっかり感じられる滑らかプリン。

カラメルソースは、苦味強めだが、そことの相性はかなり良い。

こちらも先ほどのアイス同様甘すぎない一品。

おまけ

注文したワイン類は下記の通り。

1本目:シャンパン

写真撮り忘れました。

白ワイン感があまり強くない飲みやすいワイン。

2本目:白ワイン

ドメーヌ・ルーロ / ブルゴーニュ・ブラン 2017
ムルソーのヴィラージュワインを飲む前の最初の1杯に最適のワインです。
地方:ブルゴーニュ
産地:ブルゴーニュ
品種:シャルドネ100%
醸造:栽培から醸造まで全てムルソーと同じだが、樽熟の期間が少し短い。畑はムルソーのアペラシオンに隣接しており 上質な白ワインを生み出す。

 

3本目:赤ワイン

シャンベルタン グラン2008

ブドウ品種 :ピノ・ノワール
生産者名 :ドメーヌ ペロ ミノ
産地 :フランス/ブルゴーニュ
ドメーヌの所有するブドウ畑は押し並べて樹齢が高く、100年を超えるものもある。
化学合成肥料や除草剤を使わないリュット・レゾネ。
90年代のペロ・ミノのワインは現在よりも濃厚かつ樽香も強かったが、よりナチュラルなスタイルへと進化した。

 

感想

初ボニュで、さすがボニュと言った感じ。

料理は『素材』を意識された作りでどれも美味しく、ワイン系も飲みやすく料理との相性も良かった。

金額はさておき、良い経験になりました^^